おかげさまでバスコの定番人気商品「マオパンツ」が今年で15周年を迎えます。
それを記念して5月の創業祭に向けて、スペシャルなマオパンツを製作することになりました!
今回の特別な商品は「マオパンツ“襤褸(ボロ)”」です。
“襤褸(ボロ)”とは使い古して役に立たなくなった布やその切れ端、着古して破れたりつぎだらけの衣服のことです。
木綿布が庶民にとって貴重な時代、ツギハギや刺し子を施し、修理をして永く大切に着続けられていました。
このように襤褸(ボロ)はもともと貧しい暮らしの中で編み出された知恵でしたが、手仕事を代表する特別なものになりました。
物があふれている現代では、薄れゆくことですが「ものを大切に使う」という精神を体現する襤褸に見られる手仕事ならではのぬくもりを今回バスコ流に取り入れました。
誕生から15周年を迎えるマオパンツ。これまで様々な生地のマオパンツが愛されてきました。それを記念する特別企画として
「これからも永く愛されるパンツを」という想いを込めて「マオパンツ襤褸(ボロ)」を製作しました。
さらに!今回スペシャルなShop by BASCO限定色として、「マオパンツ襤褸/サックス」を作りました。
Shop by BASCO限定「マオパンツ襤褸(ボロ)」はサックスブルーのデニムがベースになっています。さらに、今回パッチワークの一部に特別な布を使用しました。 アジアを歩き回っているバスコデザイナーがタイで手に入れた、モン族の藍のろうけつ染めのヴィンテージ生地をセレクトしました。 ヴィンテージならではの風合いと襤褸の雰囲気がマッチして、素敵なパンツに仕上がりました。その為貴重な数量限定アイテムとなっております。
BASCO
今回の限定アイテムは先ほど説明した、ヴィンテージの生地が使われていることが一番のポイントです。 また、デニムを解体したものをパーツとして使用しています。それぞれ使われている部位が違う為、アタリや色落ち具合も一点一点異なります。 ステッチやパッチワークの大きさ、向きなどは一点一点職人さんの手で製作されている為、それぞれ表情が若干違います。お手元に届きましたら、ご自身だけの「マオパンツ襤褸」をお楽しみください。
右太もも部分です。ダメージしたデニム生地にステッチと刺し子が施されています。
パンツを裏返して、ポケットを見ると…。愛らしいマオパンツおじさんがひょっこり。
大きなバックポケットにも、装飾が施されています。
少しだけコーディネイトもご紹介します!
15周年記念Shop by BASCO限定マオパンツのご紹介でした。
今でこそ世の中は服であふれていますが、大量生産されたものに囲まれて暮らす現代人にとって、人間味あふれる襤褸に私たちは忘れかけた何かを見出しているのかもしれません。
ちょっとほつれたら、繕って、色に飽きたら染めなおしてみるなど、バスコのお洋服が永く愛されるといいな。そんな想いも込められた、マオパンツの15周年記念のアイテムです。
これからもバスコの遊び心をより楽しんでいただけたら幸いです!
通常の「マオパンツ襤褸/ネイビー、白」は5月から展開します。
どれも数量限定の思いがつまったアイテムです。
画像は下にチラリと載せておきますね。
マオパンツの誕生秘話はこちら。