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BASCO anniversary Limited Item

久留米絣を使用した数量限定アイテム登場!

今年の5月でバスコは創業33周年を迎えます。
それを記念した、アニバーサリー限定アイテムのお知らせです。
バスコは創業当初はバリ島の伝統的な絣である“イカット(インドネシア絣)”
を使いオリジナルアパレルの製作をスタートしたヒストリーがあります。
現在では手仕事の味わいや風合いを大切にしたオリジナル生地も手掛けていますが、
今回の創業祭では地場産業である久留米絣の生地を使って製作しました。



限定アイテムをご紹介する前に、久留米絣の魅力を少しだけご紹介させていただきます。




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久留米絣とは…

福岡・筑後地方の久留米に根付いた 200年以上の歴史を持つ伝統の木綿布で、 日本三大絣の一つであり、重要無形文化財に指定された伝統工芸品です。 図柄に合わせて糸の段階から先染めをした 経糸(たていと)・緯糸(よこいと)を丹念に織り上げて作られます。 30余りの工程で職人によって丁寧に織られる久留米絣は 他の木綿布にはない柄の風合いが魅力です。


久留米絣は「先染めの小幅織物」です。まず糸の段階から図柄に合わせ、糸を括り(くくり)、染めます。
一言に染めるといっても、糸に色が浸透しやすいように洗う事から始まり、作業の為に糸を糊や油でコーティングしたりと、 様々な工夫や工程を経て、織る準備に入ります。 糸の括りを施した部分が柄となって現れます。




生地を織る為に糸をシャトルに巻いていくのですが、ここでも描いた図柄になるように職人の手で巻かれ次の工程に進みます。
上記でお話ししたことは工程のごく一部で、工程ごとの職人の手によって一つの生地が織られており、出来上がるまでに約2、3ヶ月の時間を要します。
このように手間を惜しまず、職人の技術と伝統を守る思いが紡がれている反物です。




今回はドット柄とストライプ柄の2種類の生地をセレクトしました。
こちらの2柄は“経絣(たてがすり・板絣)”と呼びます。
緯糸には、太さにムラが有るスラブ糸を使用していて、生地に表情が生まれています。
経糸は糸を括り、染めて、ほどく事で染まった部分と染まらない部分を作ります。
柄としてはシンプルですが、ドット柄は丸い輪郭がかすれていて何とも可愛いらしい味わいがあります。
ストライプ柄は白ラインの重なりにかすれた感があり手仕事の味わいが出ています。




それでは限定アイテムのご紹介です!

今回、33周年アニバーサリーアイテムには「久留米絣×デニム」でデニムを組み合わせたアイテムを製作しました。
久留米絣とデニムの相性は抜群で、様々なアイテムとのコーディネートに幅広く楽しんでいただけるデザインに仕上げました。














いかがでしたでしょうか?
バスコの人気商品と久留米絣がコラボした限定アイテム3型のご紹介でした。
綿100%で吸水性や通気性にも優れ、肌にサラッと心地よい久留米絣。
これからの季節にぴったりです。
また、重ね着によって季節を問わず手仕事の味わいを活かしたコーディネートにもチャレンジを!
着心地やシルエットにもこだわったバスコが作る久留米絣限定アイテム。
この機会にぜひお楽しみください!!